中川大志：「爆発的に人気が出た自覚はない」「もっと結果がほしい」　初舞台で涙も　「情熱大陸」で率直な思いを語る

　俳優の中川大志さんが、1月15日午後11時15分から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」（MBS・TBS系）に登場する。中川さんは「芝居やパフォーマンスに関しては負けないと思っている。ただ同世代が爆発的に人気になっている中、自分は爆発的に人気が出た自覚はない、もっと結果がほしい」と率直な思いを語る。

　番組では、中川さんが初座長を務めた初舞台や、出演したNHK大河ドラマの裏側などに密着。予告動画には、中川さんが涙を流しながら「皆さんに支えていただいて……」と感謝を語る姿が映し出される。

　中川さんは、シリアスからコミカルまで幅広い演技を見せ、2019年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年夏にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じた畠山重忠役では主演の小栗旬さんとの一騎打ちが「神回」と注目された。

　カメラは大河ドラマの殺陣ができ上がるまでの様子を撮影。さらに昨年、初舞台にして初座長を務めた「歌妖曲～中川大志之丞変化～」では、先輩や仲間の俳優たちに置いていかれているのではないか、本当に自分の芝居は正しいのか……と自問自答を繰り返し、眠れない日々が続いたという。番組では、もがきながらも新たな一歩を踏み出す姿を見つめた。