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女優の松下奈緒さんが1月25日、東京都美術館(東京都台東区)で26日スタートの美術展、「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」を一足先に鑑賞し、ミニトークとフォトセッションを行った。若くして他界した画家シーレの作品を見た松下さんは「エゴン・シーレの28年間の激動人生がここにぎゅっと集まっているのだなって実感しました」と語った。
同展は、エゴン・シーレ作品の世界有数のコレクションで知られるウィーンのレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、シーレの油彩画、ドローイング50点を通して、画家の生涯と作品を振り返る。加えて、クリムト、ココシュカ、ゲルストルをはじめとする同時代作家たちの作品もあわせ約120点の作品を展示する。
松下さんは「自分の生きているいまのパワーをすべて吸い取られてしまった感覚がある一方で、世界が明るく見えた気分にもなりました」と語り、一番好きな作品については「このポスターになっている『ほおずきの実のある自画像』ですね。この色味と自画像の瞳が好きですね。白とオレンジのほおずきと自画像、エゴン・シーレには肌はこういうふうに見えたのかなとか、ちょっと上からの目線とかも気になります」とコメントした。
さらに「エゴン・シーレが生きた時代というのは、いろいろなことが動き出した時代だったのだなと、時代背景も感じながら鑑賞しました。まだまだ寒い日は続きますけれども、ぜひ皆様に見てほしい展覧会です。このぜいたくな時間を過ごしていただきたい」とアピールした。
会期は4月9日まで。一般2200 円、大学生・専門学校生1300円(2月9日まで無料)、65歳以上1500円、平日限定ペア割3600円(枚数限定)。月曜は休館、日時指定予約制。