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Superfly越智志帆:日常をつづった初エッセー集発売へ 「母になること、私であること」もつづる

 ソロユニット「Superfly」で活動するボーカリストの越智志帆さんが、4月13日に初エッセー集「ドキュメンタリー」(新潮社)を発売する。小心者な私、誰かの妹であること、コツコツ実験好きであることなどのほかに、特別書き下ろし「母になること、私であること」を含む18編を収録している。

 越智さんは2018年にロックバンド「フジファブリック」の金澤ダイスケさんと結婚し、2022年に第1子を出産。コロナ禍をきっかけに、日常や価値観が大きく揺さぶられる日々の中で、自身のこころが動いた瞬間を書き留めるようになったという。エッセーは「映像に似ている。それもドキュメンタリー映像。常にカメラがあって隅々まで撮られている感覚」とアーティストの感性でつづる。

 出版にあたって「わたしの本が発売される。しかも、私の文章や普段考えていることでみっちり埋め尽くされたエッセー集です。人生の中で、完全に予想していなかった出来事です」と語り、「考えれば、人生は予想もしていないことばかりかもしれません。まだ40歳にもなっていない人間が人生を語るなんて少々生意気ですが……。長い年月をかけて書いたこの本が、あなたの毎日がより楽しくなるような1冊であることを祈ります」とコメントを寄せた。

 四六判変型、192ページ。1760円。

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