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世界遺産:北イタリアに空から迫る 運河の街ヴェネツィア、サヴォイア家の王宮群も

 女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。4月2日の放送は「空から見る!イタリアの世界遺産」と題し、世界最多となる58の世界遺産を保有するイタリアを空から撮影。厳選した13カ所を2週にわたって取り上げる。

 空からイタリアに迫ると、南北に細長い国土で土地ごとに多様な自然と文化が育まれてきたことが見えてくる。前編は「空から見る!北イタリア」をテーマに、ローマより北の世界遺産を紹介する。

 3000メートル級の岩山が18も林立するアルプス山脈の「ドロミーティ山地」。山々は、石灰岩の一種のドロマイトという硬くて白い岩石でできている。特に硬い部分が浸食に耐え、尖った岩山が誕生した。

 「ヴェネツィア」は、交易で地中海を制し、1000年以上続いた都市国家。本島は、124の島の集合体で、島々の間の運河は道路がわりになっている。特別な許可を得て、狭い運河の上をドローンで撮影した。

 ほかにイタリア有数のワインの里「チンクエ・テッレ」のブドウ畑が広がる海岸線、トスカーナの田園地帯の丘の上に広がる街「サン・ジミニャーノ」、イタリア最初の首都トリノに築かれた「サヴォイア家の王宮群」を紹介する。

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