大型ファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward2023 SPRING/SUMMER」でMCを務め取材に応じた森香澄さん
元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんがこのほど、国立代々木競技場第1体育館(東京都渋谷区)で開催された大型ファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward(ガールズアワード) 2023 SPRING/SUMMER」でMCを務め、取材に応じた。今年の4月1日付でテレビ東京を退社。以降、「新しいことずくめ」の日々を送り、「毎日、新しい何かを得ている」と充実している森さんに、現在の心境、今後の目標などを聞いた。
あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも
◇退社し「新しいことずくめ」の1カ月
退社してからの1カ月は「新しいことずくめ」だったという森さん。「今まではテレビ東京の番組しか出ていなかったですし、テレビ東京のことしか知らなかったので、他局や、GirlsAwardのような大きなイベントは初体験です。毎日新しい人に出会って、毎日新しい何かを得ているなと思います」
最も実感している自身の変化は、「あまり動じなくなってきた」こと。
「すべてが、新しいことなので、緊張はするんですけど、その緊張を楽しもう、という気持ちが芽生えてきました。余裕が生まれてきたのかな。もともと緊張する方で、テレビ東京で生放送の時も手が震えちゃっていたんですけど、今は『今、自分はこれぐらい緊張している、だからこうすればいいんだ』って自分と向き合えるようになったというか……自分との付き合い方がうまくなったのかな」
◇「俳優をやってみたい」 悪女役やさまざまな職業の役に興味
GirlsAwardのMCには「不安や緊張もあった」と言うが、「最初に『森香澄です』と言った時にみなさんが温かい拍手をしてくださって、一気に緊張が解けました。適度な緊張感は持ちつつ、リラックスしてできました」とほほ笑む。
ともにMCを務めたお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんからは学ぶことが多かったといい、「お客さんの“のせ方”とか出演者のみなさんに話を振るタイミングとか、本当に絶妙。やっぱりすごいですよね。メモを取りたいぐらい勉強させていただきながら、進行しました」と振り返った。
TikTokでダンスの動画がバズるなど、インフルエンサーとしての顔も持つ。
「もともと編集したり動画を撮ったりすることが好き。ダンスとか歌とか、好きなことをやっているだけなので、大きな反響があって逆に驚いています。でも、それを面白いって思ってくださるのがいいな、と思います。もうちょっと編集技術などを磨きたいですね」
退社し、これまでよりさらに活動の幅が広がった。俳優業への意欲もあるという。
「俳優をやってみたいな、と思っています。『まったく違うことに挑戦してみたい』という気持ちがあって。お芝居はまったくやったことないし知らない世界ですけれど、ドラマを見ることがもともとすごく好きなので、挑戦できるならしてみたいです」
演じてみたいのは「アナウンサーとは真逆のイメージの役」といい、「悪役とか、悪女とか、やってみたい(笑い)。あと、いろいろな職業の人の気持ちを知ることができるのがお芝居の良さだと聞くので、まったく“触れたことがない職業”の役もやってみたいですね」と明かした。
◇今はなんでもやりたい 10年後には…
アナウンサー、インフルエンサー、俳優……。さまざまなことにチャレンジしている森さんが自身の肩書きをあえて決めるなら? そう聞くと「めちゃくちゃ難しいですね……」と少し考えたのち、「常に挑戦者でありたいので、肩書にとらわれたくないです」と笑う森さん。「『森香澄ってなんなんだろうね、なんでもやってるね』みたいなイメージがついたらいいなって思います」とにっこり。
10年後の理想は、今挑戦したいと思っていることを達成させ、そのうえで新しい目標を見つけていること。「そこから、自分の中で精査して。今はなんでもやりたいですけど、10年後には『これをやりたい』と絞れていたらいいなと思います」
あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも