南野陽子：一族本来の姓は「ナンノ」と判明　家族のルーツに涙も　「ファミリーヒストリー」出演

　俳優の南野陽子さんが、6月2日に放送されるドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」（NHK総合、午後10時）に出演する。番組は「南野陽子～先祖の姓はナンノ！笑顔と根性の原点～」と題して放送。南野さんの愛称は「ナンノ」。実はそれこそが一族本来の姓だったことが今回の取材で判明する。さらに「ミナミノ」になった経緯も明らかになる。

　予告動画では南野さんが涙を流す姿や、自分を指さし「ナンノ！」と驚く姿が映し出されている。

　父方の祖母は、明るく芯が強い「薩摩おごじょ」。その気質は父にも南野さんにも受け継がれている。母方の曽祖父は明治時代に夢を追ってカナダへ。祖父も大正時代に妻とカナダにわたり、持ち前の社交性とユーモアで人種差別を乗り越え、両国の小さな懸け橋になったという。しかし太平洋戦争により、フィリピンで壮絶な最期を迎える。生後まもない南野さんの母に会わずに亡くなるが、父娘の気質は不思議とそっくりなことが明らかになる。