奈緒：20歳のころは福岡で15人のシェアハウス暮らし　ヒット不倫ドラマ「昼顔」を楽しみに見ていたと明かす

　6月22日に最終回が放送される連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」（フジテレビ系、木曜午後10時）に出演する奈緒さんと永山瑛太さんがこのほど、クランクアップし、コメントと写真が同日、公開された。奈緒さんは「個人的な話になってしまうのですが」と前置きしつつ、自身の20歳のころ、地元・福岡で「シェアハウスに15人くらいで住んでいた」と振り返り、上戸彩さんと斎藤工さんが出演して不倫を描いたヒットした連続ドラマ「昼顔」を楽しみに見ていたことを明かした。

　奈緒さんは当時、「福岡から東京に通っていた」と言い、「自分の部屋にテレビがなくて、ほとんどテレビドラマというものを見られていませんでした。そんな中でも、当時一緒に住んでいた先輩たちも、私も、『昼顔』が大好きで、“今日は『昼顔』だね”って言って、急いで家に帰って見ていました」と回顧。「あなたがしてくれなくても」は昼顔のスタッフが集結して撮影したことから「夢のような時間」を過ごしたと喜んだ。

　また、同作の制作を通して「やっぱり、エンターテインメントを作るということは、人として優しくなれるお仕事に携わっているんだなとすごく感じた」「“やっぱりこの仕事が大好きだな”と改めて思った」とコメント。共演者やスタッフのおかげで「最高の結婚生活を送ることができました」と言い、「もっともっと優しい自分になってお会いできるように（再会できるように）、これからも精進してお芝居を続けます」と決意を語った。

　ドラマは夫婦のセックスレスがテーマ。主人公の吉野みちを奈緒さん、セックスに消極的な吉野陽一を永山さん、みちの上司・新名誠を岩田剛典さん、女性ファッション誌の副編集長・新名楓を田中みな実さんが演じている。

　最終回では、吉野夫婦と新名夫婦が離婚した後の物語が語られる。2カ月後、誠は陽一のカフェに呼び出される。ある日、陽一の姉が子供の音楽教室の発表会に行けないので、みちに代わりを頼んだと言う。自分も行こうとする陽一に、姉は「あんたは来なくて良い」と告げるが……と展開する。