石田ゆり子：好きなのは「なくても生きていけるけど、心が豊かになるもの」　成田凌とギャラリーへ出かける約束も？

　俳優の石田ゆり子さんが7月7日、東京都内で行われた、17日にスタートする連続ドラマ「転職の魔王様」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の会見に主演の成田凌さんらと出席した。「なくても生きていけるけど、心が豊かになるものが好き」と明かした。

　会見では、転職の相談を受けるキャリアアドバイザーを描く作品にちなみ、キャスト同士で相談し合う機会が設けられた。

　成田さんは、相談相手に石田さんを指名しつつ、「つい先日、石田さんに『枕は、何を使っていますか？』と相談した。教えていただいて、すぐ届いて使った。（石田さんは）生活が豊かなイメージがあって、実際に豊か。枕は、本当にすばらしくて良かった。他にもあれもこれもといろいろ教えていただいて全部買った。もう、本当に最高」と告白。続けて「最近買って良かったものは何ですか？」と直球で質問した。

　石田さんは「難しいね～」と言いつつ、「実はすごく買い物をするんです。物を買うのが好き」とコメント。「なくても生きていけるものが生活にあふれています。それはほとんどアート。拾った石とか、拾った貝とか、拾ったキノコとか。乾燥したキノコとか。そういうのをコラージュしたものとか。なくても生きていけるけど、心が豊かになるものが好き。そういうものばっかり家にある」と説明。「それがあることでちょっと、ふわっと幸せになるものが好きなんですよね」とほほ笑んだ。

　成田さんは石田さんの言葉に「好きです、好きです」と同調。石田さんが「本当？ じゃあどうすればいいんだろう……」と苦笑しつつ、「今度、ギャラリーに行きますか」と誘うと、すぐに「行きたい！」と前のめりだった。

　ドラマは、額賀澪さんの同名小説（PHP研究所）が原作。ヒロインは小芝風花さん。「転職の魔王様」の異名を持つ、毒舌な敏腕キャリアアドバイザー来栖嵐（くるす・あらし＝成田さん）が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣（しんらつ）な言葉で一刀両断しながらも、求職者に働く自信と希望を取り戻させていく。1話完結のストーリーで、毎回さまざまな事情を抱えた転職希望者が登場する。石田さんは、主人公のキャリアドバイザー・来栖が勤める転職エージェント「シェパードキャリア」の社長・落合洋子を演じる。

　会見には小芝さん、山口紗弥加さん、藤原大祐さん、おいでやす小田さん、前田公輝さんも出席した。