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ソウル五輪銅メダリストで日本にシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)という競技を広めた小谷実可子さんが、7月18日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。現在は大学生と高校生の2人の娘を育てる母として充実した生活を送っているが、今年8月に行われる「世界マスターズ水泳選手権」への参加を表明し、30年ぶりの競技復帰と話題になった。
現役引退後も指導者をしていたため水着を着る生活は続けていたが、「競技」となると日々の練習が欠かせないという。娘の弁当作りや家事の合間にストレッチ、時には夫や娘に家事を頼んで寝てしまうこともあると話す。
大学でスポーツ医・科学を教える夫はアスリートには寛大で、夫の理解のもと8月の大会に向け練習の日々だという。
2021年に行われた東京五輪ではスポーツディレクターとして競技の運営にも関わった。徹夜でサッカーの芝生整備に立ち会ったり、ボート競技の騒音対策に走りまわったりするうち、たくさんの方の「応援しよう」という気持ちに支えられて大会が行われているのを実感することができたと語る。