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9月14日に42歳の誕生日を迎えた俳優の安達祐実さんが同日、東京都内で行われた、内野聖陽さん主演の映画「春画先生」(塩田明彦監督、10月13日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。偏愛コメディー作であることから、夢中になっていることを聞かれた安達さんは、「最近レゴブロックが好き」と答え、「7歳の息子と最初は一緒にやり始めるけど途中であきちゃい私だけが作り続ける。考えてものを作る力がつくかもしれないけど、私の方がやってますね」と笑って話した。
内野さんから「どういうものを作っているの?」と話を振られ、安達さんは「今はピラミッド。開けると中で作業員が作業しているような場面を作れるものがあり、それを作っています。黙々と」と応じた。さらに安達さんは、「没頭できるし、いろんな雑念が取り払われる。ハマっちゃいますね」と魅力を語っていた。
舞台あいさつには、北香那さん、柄本佑さん、塩田監督も出席した。内野さんの印象について、柄本さんは「現場に向かうストイックさと普段の柔らかな感じのギャップが可愛い」、北さんは「ストイックです。そばでずっと芝居させていただいて、ついていかねば、追いつかねばという感じでした」と話すと、内野さんは「そんなストイックですか?」と苦笑い。
続いて安達さんも「皆さんもおっしゃっていますけど、作品に向かう姿勢はストイックです」と口にすると、内野さんは「いつも不安なんですよね。こう見えて自信のないタイプ。不安で不安でしょうがないので、もう作品に集中するしかないだけ」と明かした。
映画は、江戸時代に“笑い絵”とも言われた春画の魅力を真面目に説く変わり者の春画研究者と、しっかり者の弟子という師弟コンビが繰り広げる、春画愛を描いた偏愛コメディー。内野さんが春画先生こと芳賀一郎、北さんが弟子の春野弓子、柄本さんが春画先生の担当編集・辻村俊介、安達さんが芳賀の亡き妻の姉・藤村一葉を演じる。