ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する篠崎恵美さん(C)MBS
フラワークリエーターの篠崎恵美さんが、12月24日午後11時から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場する。雑誌や広告、数々のアーティストのジャケットやミュージックビデオ、店内装飾など引っ張りだこの篠崎さん。花をできるだけ捨てないことを信条に、「世界を花で満たしたい」「花は自分の気持ちに応えてくれる」と熱く語る篠崎さんの夏から冬にかけての奮闘の日々に密着した。
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篠崎さんの花の知識や作品づくりは独学だという。スタッフと交わすたわいない会話や移動中の車内で「イントロドン」を楽しむ様子など、42歳とは思えないほど無邪気な素顔を見せる篠崎さん。どんな現場でも笑顔を絶やさないが、花への熱い思いと作品を実現していく"根性"で自ら道を切り開いてきた。
インスタレーションでは、花々が枯れるまでを一連で見せることで生命の移ろいを表現する。最後は観客にドライフラワーを配って完結させるなど、芸術性と持続可能性を併せ持つ。
9月には老舗宝飾品ブランドのパーティーで装花を担当した。京都で開いた日本初の個展では、200年以上の歴史を誇るお茶屋で、アートワークとして作った紙の花を活(い)けた。今年を締めくくる大仕事は、地元・栃木の図書館での巨大な花のインスタレーションだ。6000本以上の花を一つ一つ手作業で結び付ける途方もない作品となる。
予告動画では、アレンジをしながら「わざわざ大変なことをしようとしているんです」と語る様子や「あきらめたくないことがいっぱいあるから」という篠崎さんの言葉が紹介されている。
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