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俳優の草刈正雄さんと長女でタレントの紅蘭さんが、NHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」(総合)の「草刈正雄特別編~アメリカへ 決意の旅路~」(12月29日午後9時)に出演する。
同番組では8月に、朝鮮戦争で戦死したと聞かされてきた正雄さんの米兵の父が10年前まで生きていたという事実や、父方の親族に会うため渡米する様子が紹介された。
今回の特別編では、正雄さんが米国で父の故郷を訪ねた3泊5日の詳細を伝える。また、出演を決めるまでの葛藤や、渡米を決めたいきさつ、帰国後の正雄さんの様子について、傍らで見守っていた紅蘭さんが涙ながらに語る。紅蘭さんによると、正雄さんは酒を飲むと「俺の父親はどんな人だったのかなあ…」とよくこぼしていたという。
仕事をやりくりして渡米した正雄さんは、「父ロバート・トーラーの長所を受け継いでいる」といわれ、緊張がほぐれる。その後、ロバートさんの墓を訪れると表情が曇る。女手一つで苦労を重ねた母の姿が頭に浮かび、複雑な感情が湧き上がってきたという。
その浮かない表情は、父と母の別れを知る97歳の伯母ジャニタさんとの会話で変化していく。「あなたを立派に育てたお母様を本当に尊敬する……会いたかった」と声を掛けられ、正雄さんは伯母と涙の抱擁を交わす。正雄さんは、集合したいとこたちからの「私たちはもう家族です……」という言葉をかみしめる。帰り際に正雄さんから渡された手紙を読んだジャニタさんは嗚咽(おえつ)したという。