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上白石萌音:SixTONES松村北斗と新年のあいさつ 「できることは少なくても、救い合えるかも」 互いの視点のキャラ紹介動画も公開

 俳優の上白石萌音さんと人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんがダブル主演する映画「夜明けのすべて」(三宅唱監督、2月9日公開)のメッセージ動画とビジュアルが1月1日、公開された。動画では、主演を務める2人が声をそろえて新年のあいさつをし、映画の公開をアピールしている。

 上白石さんと松村さんは、2021~22年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じており、映画での共演は初。

 原作は瀬尾まいこさんの同名小説「夜明けのすべて」(水鈴社)で、瀬尾さんが「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した後の第1作。自身のパニック障害の経験をモチーフに書き下ろした。

 原作にオリジナルの要素を加え、2022年に公開された「ケイコ 目を澄ませて」で数々の賞を受賞した三宅監督が16ミリフィルムでとらえた。三宅監督は脚本家の和田清人さんとともに共同脚本も手がけた。PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石さん)とパニック障害を患った同僚の山添孝俊(松村さん)が、職場の理解に支えられながら、同志のように少しずつ希望を見いだしていくというストーリー。

 同日、藤沢と山添がそれぞれの視点で相手を紹介し、上白石さんと松村さんのナレーションが付いたキャラクター動画も公開された。第一印象はマイナスだったが、「なぜそう思い込んでいたんだろう」「本当にそうだろうか」と問い直し、相手に向き合って見えてきた一面を紹介する。「できることは少なくても、救い合えるかもしれない」と相手を思いやる2人の姿が映し出されている。

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