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木村多江:2歳半まで家族と暮らしたシンガポールで50年前の足跡をたどる 「アナザースカイ」で

 俳優の木村多江さんが、日本テレビの紀行バラエティー番組「Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)」(土曜午後11時)の1月13日放送回に出演する。木村さんが訪れたのは2歳半まで住んでいたシンガポール。50年前に家族と暮らした足跡をたどりながら、自らのルーツをひも解く。

 デビューから33年。木村さんは20代から30代にかけて、日本一薄幸な役が似合う俳優として人気を確立。最近は“怪演”といわれ、唯一無二の存在感を放っている。

 覚悟を決めて、役者の道に進んだのは21歳の時だった。その直後に父が急逝する。娘の夢を応援するよりも心配する気持ちの方が強かったのではないか、自分が父にストレスをかけてしまったのではないかと思い、自責の念がしばらく消えなかったという。

 当時の家で幼い自分と両親が写っている写真を現地に持参した。写り込んでいたヤシの木が、歳月の分だけ成長している。実際の場所を歩き、空気を吸ってみると、自分は両親にとても愛されていたんだと実感することができたという。

 木村さんは、シンガポールに来て、父からバトンを受け継いで走り、父が生きたかった分を精いっぱい生きると決意を新たにしたという。

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