土屋太鳳：子供のころ見た「シザーハンズ」に衝撃　号泣し、「演技はこれほど人の心を動かすんだ」

　俳優の土屋太鳳さんが1月17日、東京都内で行われた主演映画「マッチング」（内田英治監督、2月23日公開）の完成披露試写会に登場した。映画の内容にちなみ、人生における“運命的な出会い”を聞かれた土屋さんは、「小学校3年生のころに（映画の）『シザーハンズ』をテレビで見て。衝撃を受けすぎて……」と回答。「大切な出会いだったなと思います」と振り返った。

　土屋さんは、映画を見た当時を「大切な人を守りたいのに、助けようとすればするほど、好きな女性を切ってしまうシーンがあるんです。それを見て、号泣してしまって。その時『自分はこんな仕事（俳優）に就けない』と思った」と回顧。続けて「演技というのは、これほど人の心を動かすんだな、と。いろいろな役をやらせていただくときも、（そのことを）毎回思い出しています」と大切な存在であることを明かした。

　映画は、内山監督が原作、脚本を務めるオリジナル作品で、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を描く新感覚サスペンス・スリラー。土屋さんは、仕事は充実しているが恋愛には奥手なウエディングプランナー・輪花を演じる。この日は冒頭のあいさつで「この作品は命をテーマとした作品です。たくさんの方々と力を合わせて全力で取り組みました。どうか受け取ってください！」とアピールした。

　完成披露試写会には人気グループ「Snow Man」の佐久間大介さん、金子ノブアキさん、杉本哲太さん、斉藤由貴さん、内田監督も出席した。