田中みな実：石原さとみ、亀梨和也と共演　「うれしくも身が引きしまる思い」　主人公の大学時代の同級生役に

　フリーアナウンサーで俳優としても活動する田中みな実さんが、石原さとみさんが主演し、亀梨和也さんが出演する連続ドラマ「Destiny」（テレビ朝日系、火曜午後9時）に、石原さん演じる西村奏の大学時代の同級生・及川カオリ役で出演することが、1月24日、明らかになった。田中さんは「いつかご一緒したいと思っていた同世代の素晴らしい役者陣の中に入れていただき、うれしくも身が引きしまる思いでした」と出演の喜びを語った。

　役について、田中さんは「不安定な心の揺らぎにカオリ自身が少しずつ壊れていくさまが痛々しく、とても切ないと感じました」と話し、「若い頃って、不確かな友人関係の中で、一方的に近しい誰かに希望や期待を寄せてしまうことがあったと思うんです」と続け、「10代、20代の心の引っ掛かりのようなものが、彼女の必死さを通して、伝わればいいな」と期待を込めた。

　ドラマについては、「まったく予期できない展開に何度も息を飲むことと思います」と明かし、また「平成のラブストーリー好きとしては、そのエッセンスを感じられるセリフ回しに胸をキューっと締めつけられたので、その辺りも見どころではないかと思います。ぜひ、ご期待ください」と語った。

　ドラマは、ドラマ「Dr.コトー診療所」（フジテレビ）シリーズなどで知られる吉田紀子さんが脚本を手掛けた完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。石原さん演じる西村奏が、亀梨さん演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代の事件がよみがえり、2人は“20年に及ぶ運命”の波に翻弄（ほんろう）されていく。

　大学時代の仲間役として、俳優の宮澤エマさん、矢本悠馬さんが出演し、長野の大自然の中でクランクインしたことも発表された。