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香取慎吾さんが6月10日、東京・上野の東京国立博物館 表慶館(東京都台東区)で行われた、展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」のオープニングイベントに来場した。白のロングシャツ、黒のジャケットにポップな柄が描かれたジャケットを組み合わせたような個性的な衣装で、カルティエのジュエリーや時計を身に着けていた。
リングはヒョウをかたどった「パンテール ドゥ カルティエ」のもので、香取さんは「指輪って、コロナ禍でしなくなっちゃった時期があった」と話し、「最近、あらためてジュエリーを着けるようになって、ファッションってどこか武装するというか、盛り上げてくれる一つだと思うから、きょうもこんなにすてきなジュエリーを着けさせてもらってうれしい」と笑顔を見せた。
さらに、「タンク アメリカン」の時計も着用。同展では、香取さんがタンクが100周年を迎えた2017年に描いた絵が展示される。「2017年は仕事も何も一度なくなったぐらいの時期で、その時にカルティエから、タンクの絵を描いてくださいとお話をいただいた。自分もどこに向かえばいいか分からないなかで必死に描いた絵だけど、それが何年もたって、そうそうたるアーティストの作品とともに展示されてうれしい」と話した。
同展は、カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する。左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、カルティエ現代美術財団と日本のアーティストという二つの絆をひもとく。7月28日まで、東京国立博物館 表慶館で開催。