フリーアナウンサーの小倉智昭さん(77)が、9月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。15歳年下の妻と別居していることを明かした。
2016年に膀胱(ぼうこう)がん、2021年には肺に転移して治療を受けていたが、昨年末に腎盂(う)がんが見つかり、左腎臓を全摘出した。半年以上たった現在は、かなり回復。「『元気ですね』とみんなに言われています」と話した。
番組で、妻と義母の2ショット写真を公開した小倉さん。徹子さんから「きれいね~、奥さまもおかあさまも」と言われると、小倉さんは「似てますよね」とにっこり。義母は、80歳まで1人で富士山を登るなど元気だったが、肋骨を骨折し動けなくなってしまった。小倉家に来て、5年ほど生活を共にしていたという。
これまでは、借りていたビルのフロアに、自身のコレクションを置いていた。ところがビルを出ることになり、コレクションをどうすべきか悩んでいたところ、妻から「余生は自分が好きで集めたものに囲まれて暮らすのが幸せだろうから、陳列できるように家をリフォームしましょう」と提案を受けた。
自宅の部屋を全て使っていい代わりに、「私とママは実家に行くから」と話した妻。「(実家で)ママの介護をして、私が週に3回ぐらいこっちに通ってくるからそうしない?って」とやりとりを明かした。
昨年の秋から別居し、自宅で一人暮らし。「畳の部屋も、風呂場、トイレ、家内の部屋なども全部潰して。そこに自分が好き勝手お金使って集めたものを運び込んだ」とコレクションを自宅に移し、“ミュージアム”にしたと語った。
妻は週に3回、通ってきてくれるという。「掃除したり、食事の支度をしたり、洗濯をしてくれたりしてくれて。別々に暮らしても家内にすがっている状況ですね」と明かした。別居したことで夫婦仲も良くなったといい、「前より意思の疎通があって。お互いにLINEや電話でやりとりをしているので、前より話すようになった。たまに外食すると、手をつないで歩いたりすることも。いい別居です」と笑顔を見せた。