吉高由里子：まひろ、中宮・彰子の「何故女は政に関われぬのか」に“激しく同意”？　NHK大河「光る君へ」で

　俳優の吉高由里子さんが、まひろ（のちの紫式部）役で主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」の第40回「君を置きて」が、10月20日に放送された。中宮・彰子（見上愛さん）がまひろ（吉高さん）に思わずこぼした嘆きの言葉が、視聴者の間で話題になった。

　同回では、まひろの書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇（塩野瑛久さん）が体調を崩す。彰子の前では、気丈に振る舞う一条天皇だったが、道長（柄本佑さん）の元に、占いによる不吉な予兆が報告され、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速。まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。彰子は道長に対して感情を露わにし……と展開した。

　彰子は父の道長に「2人の皇子の母である私に何の相談もなく、次なる東宮を敦成と決めるなどとんでもなきこと。父上はどこまで私を軽んじておいでなのですか！」と声を荒らげて抗議するも、道長は「政を行うは私であり、中宮様ではございませぬ」と冷たく言い放った。その後、彰子はまひろに「何故女は政に関われぬのか」と嘆いていた。

　この場面に、SNSでは「まひろも同じ思いよね」「なぜ女は政に関われないのかという思いはまひろのそれと重なる」とまひろが“激しく同意”しているのではないかというコメントのほか、「選挙の前の回で女の頂点である中宮に言わせるのすごいな」とピタリとはまったタイミングに驚きの声もあった。