NHK大河ドラマ「光る君へ」第46回の場面カット (C)NHK
俳優の吉高由里子さんが、まひろ(紫式部)役で主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」の第46回「刀伊の入寇」が、12月1日に放送された。
同回では、まひろ(吉高さん)は旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府に到着。そこでかつて越前で別れた周明(松下洸平さん)と予期せぬ再会を果たし、失踪した真実を打ち明けられる。
その後、通訳として働く周明の案内で、まひろが政庁を訪ねると、鍛錬中の武者たちの中に、娘の賢子(南沙良さん)の思い人だった双寿丸(伊藤健太郎さん)を見つける。さらに大宰権帥の隆家(竜星涼さん)に、道長(柄本佑さん)からまひろに対するある指示を受けたと告げられる。そんな中、国を揺るがす有事が……と展開した。
ラストで、周明は旅を続けようとするまひろに「必ず大宰府に戻ってきてくれ。その時に話したいことがある」と伝える。その矢先、村人を追ってきた異国人に囲まれ、まひろと手を取り逃げ惑う。つまずいたまひろに周明が手を伸ばした瞬間、飛んできた矢が周明の胸に刺さり、背中から倒れて同回は幕を閉じた。
この場面にSNSでは、「まひろとの再会はこんなに幸せだったのに、最後の矢があまりにも残酷すぎる……」「最後の矢が放たれるシーンで一気に絶望に引き戻された」と悲しむ声が広がる一方、「たった一本の矢で周明は死なない」「まひろと一緒に飲もうとどぶろくを隠し持っていた周明。どぶろくの瓶が割れ、めでたく2人はどぶろく祭り」「矢が刺さっていたのは、懐に入れていた『道長』と書かれたヒトガタの木片」と周明の生存を信じる声も上がっていた。