寺島しのぶ：12歳の長男・尾上眞秀が挑む大迫力の「毛振り」　かつらは2キロ　母の目線で見守る　「プラチナファミリー」出演

　俳優の寺島しのぶさんが、12月10日午後7時放送の「プラチナファミリー」（テレビ朝日系）2時間スペシャルに出演する。小泉孝太郎さんと高嶋ちさ子さんが華麗なる一家の暮らしをのぞき見する番組で、ゲストは黒柳徹子さん。

　寺島さんの父は七代目尾上菊五郎さん、母は俳優の富司純子さん、弟は五代目尾上菊之助さんという歌舞伎一家。長男で12歳の尾上眞秀（まほろ）さんも歌舞伎の道にはいり、人気演目「連獅子」の出演に向けて稽古（けいこ）に励む。寺島さんは付きっきりでサポートする。

　注目は、大迫力の「毛振り」。二代目尾上右近さんの指導の下で、動きにくい衣装と重さ2キログラムのかつらをつけて豪快に体ごと長い髪の毛を振り乱すのだが、体力的にも相当きつい動作で、弱音を吐くことも。

　「芸の厳しさを打ち付けるような画（え）が欲しかったと思うんですけど、あいにくそういうやり方はやっていない」「わざわざ崖から突き落とさなくても、這い上がるのは本人のこと」と右近さんは語る。眞秀さんの意思を尊重し、伸び伸びと稽古に励み、本番を迎える。果たして約2分もの華麗な「毛振り」を披露できるのか。寺島さんは母親の目線で見守る。