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冨永愛:バランスを保ちながら「今年もまた、実りある1年に」 2025年の抱負を語る 新春に大河、連ドラがスタート

 トップモデルで俳優としても存在感を発揮する冨永愛さん。40代を迎えた今も常に自身を律し、挑戦する姿に励まされる人も多い。「そう言ってもらえると、やる気が出ます。ありがたいですね。今年もまた、実りある1年になるといいな」とほほ笑む冨永さんに、近況や今年の抱負を聞いた。

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 ◇20年ぶりのロングヘアを満喫中 「自分に飽きたくない」

 豊かな黒髪に、黒いジャケットと黒いジーンズというブラックコーデで取材に応じ、「こんなに髪を伸ばしたのは20年ぶりぐらい」と話す。髪は数年伸ばしており、胸下まであるロングヘアになった。

 「20代前半はこれぐらいの長さだったんですけれど、それ以降は短くしたり、肩ぐらいの長さだったり。当分、ロングヘアをキープして楽しもうと思っています。やはり自分のイメージに自分が飽きたくないですし、仕事柄いいタイミングでイメージチェンジは図っていきたいですね」

 髪が伸びるのは早いほう。体と同様に髪のケアも欠かさず行っている。

 「ミネラルや、鉄分、亜鉛、アミノ酸などをとっているので、早く伸びますね。髪の保湿ケアやドライヤーでの乾かし方、頭皮のケアにも気をつかっています。髪も体の一部ですし、爪と同じで健康のバロメーターになるんですよね。パサつきや抜け毛とか、自分でよく観察して見極めて、それに合ったケアをしていくことを心がけています」

 ◇「やっとかなった」 昨年、日本の伝統文化を紹介する番組スタート

 2024年がどんな年だったか聞くと「着実に一つ一つの仕事をやりながら、成長させてもらった年。非常に恵まれた1年でした」と振り返る。

 中でも思い入れがあるのは、BS日テレで4月に放送をスタートした番組「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」(水曜午後10時)。冨永さんが全国各地を訪ね、その土地に根づく伝統文化を紹介するもので、これまでに自ら陶芸や花火作り、小刀作りなどに挑戦する様子が放送された。

 「やりたかったことが、やっとかなった番組です。日本の伝統文化や工芸は守っていかなくてはいけないもの。それを広めて未来に紡いでいきたいと考えているので、全国を回りながら、伝統文化に携わる方々とお話しするのは面白いですし、みなさんに知っていただくいいきっかけになっているのではないかと思います」

 年末には、「最もジーンズが似合う有名人」を選ぶベストジーニスト賞を協議会選出部門で受賞した。意外にも昨年が初受賞で「小さなころからテレビで見ていて、憧れの賞でしたから、うれしかったですね」とにっこり。授賞式で見せた、白いタンクトップにジーンズ、茶のベルトとブーツというシンプルな装いも話題を呼んだ。

 ◇モデル業も、俳優業も、プライベートも 「すべてはバランス」

 「100歳までモデル」と公言し、トップモデルとして活躍する一方、俳優としても注目が高まるばかり。昨年末には「スペシャルドラマ グランメゾン東京」が放送され、今年は1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜午後8時ほか)、1月9日スタートのフジテレビ連続ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜午後10時)への出演が決まっている。

 俳優業について聞くと、「これからもバランスが取れる範囲でやっていきたい」と語り、こう続けた。

 「まだたくさんの撮影現場を経験していませんが、やはり時間の拘束も長く、労働環境が良いとは言えません。俳優さんもスタッフさんも、たとえベテランの方でも大変な仕事だと思います。以前よりは多少改善されていると聞いていますが、もっと改善は必要だと感じています。私はモデル業も俳優業もバランス良くやっていきたいと考えています」

 「バランス」は冨永さんが日ごろ、気をつけていることの一つ。

 「3年ぐらい前から考え始めました。仕事やプライベート、健康、食事や睡眠も、すべてはバランス。バランスがすごく大事。忙しくなりすぎると日常のことでも雑になってしまうので、今はやたらと新しいことを始めない方がいい時期かも、と思っています。昨年は常に冷静に物事を見ながらバランスを保つことを考えていましたし、今年も考えていきたいですね。

 いつも私たちはなにかを選択しながら生きています。一つ一つの選択がその先につながるので、私にとっては日々が常に“転機”。今年もまた、実りある1年になるといいなと思います」

 <プロフィール>

 とみなが・あい 神奈川県出身。17歳でニューヨークコレクションでデビューし、話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍し、25周年を迎えた。2019年放送のTBS日曜劇場「グランメゾン東京」で地上波の連続ドラマに初出演し、俳優としても注目を浴びる。2023年には、男女が逆転した世界を描いたNHKドラマ10「大奥」で徳川吉宗を演じて話題をさらった。2024年にエッセー「冨永愛 新・幸福論」(主婦の友社)を発売した。

 2025年は、1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜午後8時ほか)、1月9日スタートのフジテレビ連続ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜午後10時)に出演する。

 *……不織布マスク「MATOI TONE UP MASK(マトイトーンアップマスク)」の動画が同ブランドのホームページで配信中。フィルター製造を行う「ROKI」が手がける不織布マスクで、静岡県浜松市の同社で撮影し、冨永さんが工場の中をまるでランウエーのようにウオーキングしている。

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