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中村アン:京都で白味噌に出会い「味噌汁をよく食べるように」 俳優業本格スタートから10年 朝ドラ初出演に「両親がすごく喜んでくれています」

 俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン・結(橋本さん)が働く大阪新淀川記念病院の外科医・蒲田令奈を演じている中村アンさん。朝ドラ初出演を果たした中村さんに、周囲の反響や撮影の思い出、美容と健康を維持する方法などについて聞いた。

 ◇初めての朝ドラの撮影で驚き「こんなにカメラがあるんだ!」

 中村さんは1987年9月17日生まれ、東京出身の37歳。2015年に「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)で民放連続ドラマに初めてレギュラー出演し、2018年には連続ドラマ「ラブリラン」(読売テレビ・日本テレビ系)でドラマ初主演を果たす。その後も「グランメゾン東京」(TBS系)、「約束 ~16年目の真実~」(読売テレビ・日本テレビ系)など、多数のドラマや映画に出演し続けている。

 俳優業を本格的にスタートさせてから10年の節目に朝ドラ初出演を飾った中村さんは、「やっぱり両親がすごく喜んでくれています」と、これまでにない反響を肌で感じているようだ。

 「朝ドラはみんなが知っているし、毎日見ていると愛着も湧いてきますし、登場人物たちのことを自然と知っているような気持ちになりますよね。連続ドラマは週に1回の放送ですが、朝ドラは毎日見られるから家族もうれしいみたいです」

 「おむすび」には終盤からの参加となったが、「途中参加だからこそ、登場したときに印象を残したいなという思いはありました」と撮影に臨んだ心境を振り返る。

 「NHK大阪放送局での撮影なので、普段と違う環境でしたが、大阪の皆さんがすごく温かくて、アットホームな雰囲気で優しくて。現場に出演者の皆さんの写真がたくさん飾ってあって。私が撮影に入ったら私の写真も貼ってくださったりとか、一つのものをみんなで作る学校のような空気感で『これが朝ドラの現場なんだ』と実感しました。あとは、カメラが5台ぐらいあって『朝ドラってこんなにカメラがあるんだ!』とビックリしました(笑)」

 ◇美と健康を維持する秘訣は?

 「おむすび」をはじめ、数多くの作品に引っ張りだこの中村さん。多忙な日々の中で、美容や健康を維持するために心がけていることはあるのだろうか。

 「朝ドラの撮影終わりに京都に寄って一泊したことがあったんです。京都って白味噌を使うことが多いじゃないですか。私も買って帰ったんですけど、甘みがあって白味噌がしっくりきて。昆布と鰹節でだしをとって、わかめなどの具材を入れて、よく食べるようになりました」

 これまでにも白湯(さゆ)を飲むなど健康には気遣っていたというが、「味噌汁をだしから作るってちょっと面倒くさいイメージがあると思うんです。でもやってみるとめちゃくちゃ簡単ですし、多めに作れば次の日にも飲むことができる。飽きたら具材を変えればいいですし、私には白湯よりも合っていたみたいです」と笑顔を見せる。

 「胃が温かくなって落ち着くので、もっと早くから飲んでおけばよかったなって(笑)。前は緊張すると胃がキュッとなってしまっていたんですけど、味噌汁を飲むと胃が癒やされる感じで、おなかも意外と膨れますし、やっぱり胃が元気だと体調が安定するんですよ。肌の調子も良いですし、健康を維持している気がします。味噌汁はこれからも食事に取り入れていきたいですね」

 休みの日は自炊をしたり、いらないものを断捨離することでリフレッシュしているという。

 「私自身、何かを集中して作ることが好きなので、自炊することがストレス発散につながっている気がします。あとは、長い間着続けている下着とか、古い化粧品とか『これはもう使わないな』というものって結構あると思うんですけど、そういうものを処分したらすごく気分転換になって、頭の中もクリアになりました」

 中村さんが出演する「おむすび」は、今月末で最終回を迎える。中村さんは「ドラマのテーマである食事や家族愛、いろんな人との人間ドラマが描かれていきます。ぜひ最後まで見届けてもらえたら幸いです」と呼びかけた。

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