「第73回サン・セバスティアン国際映画祭」に登場した中村アンさん(C)WOWOW
俳優の中村アンさんが9月23日、スペイン・サンセバスティアンで開催されている「第73回サン・セバスティアン国際映画祭」のフォトコール・ワールドプレミア・記者会見に、コンペティション部門に正式招待された映画「災 劇場版」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督、2026年公開)の監督らと登場した。フォトコールでは、胸元が大胆に開いたエレガントな白のワンピースを着こなし、爽やかな笑顔を見せていた。
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ワールドプレミアと記者会見では、光沢感のあるキャミソールドレスにブレスレットの重ね付けでアクセントを付け、すらりとした二の腕を披露。ゆるく巻いた髪をざっくりと結んで抜け感を演出し、足元に黒のサンダルを合わせた軽やかなムードの着こなしだった。
国際映画祭への参加は初となる中村さんは、上映後のインタビューで「こんな景色を見る日が来るとは思わなかったし、夢がある仕事だなと思いました」と高揚した面持ちで語った。
また、不可解な事象の真相を追う刑事・堂本を演じた中村さんは、役作りについて聞かれると、「監督とは同世代ということもあり、しっかりとコミュニケーションを取りながら、ものづくりに対して今までに味わったことのない気持ちで、とても楽しく演じさせていただきました」と話した。
映画は、香川照之さんが主演を務め、WOWOWで放送・配信された連続ドラマW「災」を劇場用映画として再構築したサイコサスペンス。各話完結する全6話の物語を、時系列や展開を大胆に再構築することで、世界観やテーマ性を引き継ぎながらもまったく新しい映画に仕上げた。
ワールドプレミアには、関監督、平瀬監督、撮影の國井重人さん、プロデューサーの日枝広道さんも出席した。
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