連続ドラマ「こんばんは、朝山家です。」第8話の一場面(C)ABCテレビ
俳優の中村アンさんと小澤征悦さんがダブル主演を務める連続ドラマ「こんばんは、朝山家です。」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時15分)の最終第8話が9月7日、放送される。中村さんと小澤さんは最終話に向けたメッセージを寄せ、中村さんは「家族それぞれが懸命に生きている姿を、見届けていただけたらうれしい」とコメントした。
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ドラマは、2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」を手掛けたことでも話題となった脚本家の足立紳さんの連載日記「後ろ向きで進む」をベースに、足立さん自身が脚本・監督を務める。国民的ドラマを手掛ける脚本家だが家庭内では“残念な夫”の朝山賢太(小澤さん)に“キレる妻”朝子(中村さん)が、衝突を繰り返しながら家族の難題を切り抜けていくホームドラマ。
◇最終第8話のあらすじ
賢太が監督を務めた映画「夜山家の人々」は無事クランクアップを迎える。晴太(嶋田鉄太さん)の転校も完了し、ようやくひと段落ついた朝山家に、成瀬(土佐和成さん)が訪ねてくる。中野(松尾諭さん)の話になると察していた賢太は、成瀬を前に居心地の悪さを感じてしまう。中野の実家まで線香をあげに行き、知り合いに声をかけ葬儀も行うという成瀬とは対照的に、中野のために何もしようとしない賢太は、「人を大切にする人だと思っていた」と失望を口にされ、返す言葉もない……。
そんな中で迎えた映画の公開初日。朝子のある衝撃的な告白に賢太は動揺したまま、舞台あいさつに臨む。
◇中村アンさんメッセージ
「 こんばんは、朝山家です。」いよいよ最終回を迎えます!
撮影が終わりしばらくたつのですが、慌ただしく大変だけどいとおしかった朝山家に思いをはせながら過ごしていました。
家族それぞれが懸命に生きている姿を、見届けていただけたらうれしいです。
◇小澤征悦さんメッセージ
いよいよ最終回。スタッフキャストの皆様、本当にお疲れ様でした。素晴らしい作品に参加出来て、本当に光栄でした。足立紳さん脚本の根底に流れる、家族に対する、そして人間に対する、深くて強くて優しい、愛。俳優部として、少しでもその「心」のようなものを表現しようと、頑張ったつもりです。
人は一人では生きて行けない。さまざまな問題を抱えながら、それでも少しずつ、半歩ずつ、前に進む。時に痛みを伴いながら。時に、優しさを抱きながら。「こんばんは、朝山家です。」最終回、お楽しみに。
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