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モデルで俳優の冨永愛さんが出演し、ナレーションも務める、BS日テレの番組「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」(水曜午後10時)。3月19日の放送では、石川県金沢市にある老舗工房「津田水引折型」を訪れ、伝統工芸の「加賀水引」作りを体験する。
水引には多数の結び方があり、引っ張るだけで簡単に何度も結び直せる「蝶結び」は、合格祝いなど「何度繰り返しても良い」祝い事に使われる。逆に一度きりにしたい「結婚祝い」などに蝶(ちょう)結びの水引を使うのはご法度。4代目・津田宏さんによると、このようなしきたりがあることを知らずに間違った水引を選んでしまっている人が多いという。
冨永さんは、一度結んだらほどけにくく、結婚祝いや弔事などに使われる「あわじ結び」に挑戦。和紙をねじってこより状にした紐を結んで形を作っていくが、曲げるためのしごきの加減に悪戦苦闘する。