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中野信子:「私は変なままで生きていいんだ」 友達の少なかった学生時代 脳科学者として得た結論 「徹子の部屋」で語る

 脳科学者の中野信子さんが、5月30日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。学生時代の違和感や、脳科学者として得た結論などを語った。

 学校では「友達もあまりいなくて、みんな優しくはしてくれるんですけど、ちょっとおかしな子を扱う優しさみたいな、あの人はちょっと変わっているから丁寧に扱いましょうみたいな感じ」だったと明かした。

 「嫌われたりいじめられたりは一度もないけれど、ないというのは私がそう思っているだけで、もしかしたらいじめられたかもしれない」と振り返る。「みんなおしなべて優しくしてくれて、友達は優しくしてくれましたけれど、本当に深いコミュニケーションが取れたかというと、ちょっと分からない。みんなが持っている台本のようなものを、私だけ台本なしで舞台に上がっちゃったみたいな。早く台本を身につけなきゃなと思って、脳の勉強をするしかない」と、脳科学を学んだ。

 学生時代の違和感を「解決できたかと言うと、解決できなくても生きてていいんだと思えたのはよかったと思います」と話す。「私は変なままで生きていいんだと思えたのはすごく大きな転換点になりましたし、他の方も逡巡(しゅんじゅん)されているとしたら、あなたもおかしいままでも全然その価値は損なわれない、と言いたいです」と語った。

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