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俳優の松たか子さんが6月17日、東京都内で行われた、映画「夏の砂の上」(玉田真也監督、7月4日公開)の完成披露イベントに登場した。共演の森山直太朗さんから、風呂上がりの浴衣姿が映画のワンシーンのようだったと言われ、照れ笑いを見せた。
映画は、松田正隆さんの戯曲を、俳優のオダギリジョーさんが、主演・共同プロデューサーを務め、玉田監督の脚本で映画化。雨が降らない夏の長崎を舞台に、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた小浦治(オダギリさん)が、妹が置いていっためいの優子(高石あかりさん)と共同生活をすることになる。夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。
夏の砂のように乾いた心に沁みこむ一筋の希望を描いた同作にちなんだ「心に沁みたエピソード」として、森山さんは「松さんの浴衣姿」と回答。「オール長崎ロケで、みんなで同じホテルに泊まって合宿のようだった。ロビーでオダギリさんを囲んで酒を飲んでいると、お風呂上がりの浴衣を着た松さんが映画のワンシーンのようにさっそうと通り過ぎていく。それをみんなが羨望(せんぼう)のまなざしで見ていた」と撮影当時を振り返った。松さんは「幻を見ていましたよ。そんなわけない!」と照れたように笑っていた。
イベントにはオダギリさん、高石さん、満島ひかりさん、高橋文哉さん、光石研さん、玉田監督も登場した。