横浜流星：蔦重、世の流れに抗うため、ある決意で“意次”渡辺謙の屋敷を訪れる　大河ドラマ「べらぼう」第34回

　俳優の横浜流星さんが蔦屋重三郎役で主演するNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」の第34回「ありがた山とかたじけ茄子（なすび）」が、9月7日午後8時からNHK総合で放送される。

　第34回は、老中首座に抜擢された定信（井上祐貴さん）は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。そんな中、蔦重（横浜さん）は狂歌師たちに、豪華な狂歌絵本を作ろうと呼びかける。

　しかし、そこに現れた南畝（桐谷健太さん）は、筆を折ると宣言。南畝は定信を皮肉った狂歌を創作した疑いで処罰の危機にあった。意次（渡辺謙さん）が作った世の空気が定信の政によって一変する中、蔦重は世の流れに抗うため、ある決意をもって、意次の屋敷を訪れる……と展開する。

　「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」は64作目の大河ドラマ。日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎（蔦重）の生涯を描く。脚本は、NHKの「ドラマ10『大奥』」（2023年）などで知られる森下佳子さんが手掛けている。