SixTONES松村北斗：緊張する子役を優しくフォロー　大ファンと聞くも「照れくさくて違うってことにしちゃう」

　人気グループ「SixTONES（ストーンズ）」の松村北斗さんが9月17日、主演映画「秒速5センチメートル」（奥山由之監督、10月10日公開）の完成披露試写会舞台あいさつに登場。松村さんが演じる主人公・遠野貴樹の幼少期を演じた上田悠斗さんとのほほ笑ましいやりとりを見せた。

　今作が俳優デビュー作の上田さんは「初めてのこういう舞台で、しかも僕は初めての俳優の作品なので、すごく緊張しています」とあいさつ。MCを務めたフジテレビの山崎夕貴アナウンサーから「どうですか？」と聞かれ、「こわい……」とつぶやくと、松村さんが「怖いよな、こんなにいっぱいいたらなぁ。こっち（客席）もいっぱいいると思ったら、横見ても（舞台上に）いっぱいいるもんな」と上田さんの心境を優しくフォローした。

　山崎アナに「松村さんの大ファンと聞きました」と話を振られると、松村さんが「違うっぽいです」といい、すかさず上田さんが「違くはない」と反論。松村さんは、「すごくうれしいけど、照れくさくて違うってことに無理やりしちゃうんですよ、僕は。好きでいてくれてるの？」と確認し、上田さんから「はい」と聞くと、ささやくように「ありがとう」と感謝し、「裏では具体的なことも言ってくれると思うんですけど、皆さんが怖いので……冗談ですよ」と場を和ませた。

　2007年に公開された新海誠監督の同名劇場版アニメを実写映画化。主人公・遠野貴樹が小学生の頃に出会った転校生・篠原明里と心を通わせたみずみずしい日々、小学校の卒業と同時に明里と離ればなれになり種子島で過ごした高校生活、東京でシステムエンジニアとして働きながら漠然とした閉塞感と焦燥感を抱えて過ごす30歳を手前にした青年期と、18年間にわたる人生の旅が描かれる。

　舞台あいさつには、高畑充希さん、森七菜さん、青木柚さん、木竜麻生さん、上田悠斗さん、白山乃愛さん、宮崎あおいさん、吉岡秀隆さん、奥山監督も登場した。サプライズで新海監督も登場した。