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小説家、詩人の川上未映子さんが10月21日、東京會舘(東京都千代田区)で行われた、すてきなヘアスタイル、輝いている著名人に贈られる「ベスト・ヘア 2025」の発表・表彰式に登場した。川上さんは、子供の頃から髪がコンプレックスだったといい、「くせっ毛で太くて、まとまらない髪。ただ、今思うとずっと一緒に生きてきた大事な一部。20年以上、私の髪を見てくれている美容師さんと一緒に受賞させていただけたような気持ちで胸がいっぱいです」と喜びを語った。
この日は、世代別の受賞者が発表され、49歳の川上さんは40代で受賞。川上さんは髪について「年齢と共に髪も変化する。コンディションもありますが、どんどん自分らしさを受け入れるというか、髪について考えることが内面にもつながっていると感じます」と語った。執筆の上でも髪は重要だといい、「私はいろいろなタイプの文章を書きますが、髪は重要なモチーフで、想像力の源でもある。キャラクターを造形する時に重要」と話した。
30代はカーリングの本橋麻里選手、50代はバイオリニストの高嶋ちさ子さん、60代は俳優の萬田久子さん、70代は歌手で俳優の夏木マリさんが受賞し、発表・表彰式に登壇した。
ベスト・ヘア賞は、全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連)が2000~07年まで、同連合会の全日本美容技術選手権大会の開催日に広報事業の一環として実施。2023年に厚生労働省の後援を得て16年ぶりに復活した。過去に三船美佳さん、長澤まさみさん、上戸彩さん、石川亜沙美さん、優香さんらが受賞した。今年の受賞者は、1~8月に全国加盟店に実施したアンケートをもとに「感動を与えてくれる人」にスポットを当て、選考委員会が決定した。