11月7日放送の「徹子の部屋」に出演したATSUSHIさん(右)とTAKAHIROさん=テレビ朝日提供
ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のATSUSHIさんとTAKAHIROさんが、11月7日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。TAKAHIROさんが長崎県から上京したことや母親の応援、2人の今後の挑戦などを語った。
TAKAHIROさんは「両親ともに美容師でして、僕も自然と美容師に」。佐世保市にいる時は歌手や芸能活動は「夢のまた夢というか、画面の向こう側の話だった」という。元々EXILEのファンだった。上京後、埼玉スーパーアリーナで歌声を聞いて「雷に打たれたような気分」になった。歌手になるために美容師をいったんやめてオーディションを探していた時に「EXILE Vocal Battle Audition 2006 ~ASIAN DREAM~」が始まった。
美容師として上京したので、両親に対して「ちょっと気まずい部分はあった」が、「お袋は直前まで父に内緒にしていた」と振り返る。「お袋はずっと応援してくれていて、僕がEXILEを大好きなのも知って」いたという。母親は、日本武道館での最終オーディションに来た。「僕が受かるなんて、親ですら思っていなかったので、名前を呼んでいただいた時には本当に腰を抜かしたと言っていました。一時、立てなかったみたいです」
今後の挑戦として、ATSUSHIさんは「誰かのためにどれだけできるのかとか、児童養護施設にいる子供たちのために何かできることをしていくとか、そういったほうに自分のマインドも少しずつ切り替わってきた」と話した。TAKAHIROさんは「いろいなファンの方々ともコミュニケーションを取らせてもらっているんですけれど、一緒に年を重ねられて、ファンの皆さんもそれぞれ人生の岐路があって、そのターニングポイントで僕たちの曲を人生のBGMとして聞いていただけているんだなと思うと責任のある仕事だなと思いますし、そういった意味でもボーカルとして引き続き切磋琢磨して歌を磨いていきたい」と意気込んだ。