ニュース・情報番組「有働Times」に出演する有働由美子さん(左)と木村拓哉さん=テレビ朝日提供
木村拓哉さんが、フリーアナウンサーの有働由美子さんがMCを務めるニュース・情報番組「有働Times(タイムズ)」(テレビ朝日系、日曜午後8時56分)の11月16日放送回に出演する。深掘りインタビュー企画「レジェンド&スター」の第8弾で、同日は90分スペシャル。
1991年にCDデビューした木村さんは、1993年のドラマ「あすなろ白書」(フジテレビ)で大ブレーク。以降、ヒットドラマを連発するが、実は自身の俳優としての原点はまだデビューすらしていなかった1989年、17歳のときに参加した蜷川幸雄さん演出の舞台「盲導犬」にあると明かす。
また、“平成を抱いた男”という異名が象徴するように、時代を巻き込むほど圧倒的な人気を博した当時、「アイドルっていわれることは、ちょっと嫌だった……」と葛藤があったと告白。絶大な支持を得ても「調子に乗ることはなかった」という。その謙虚な姿勢をひとりの人間として貫くことができたのは、明石家さんまさんから授けられた“ある言葉”が支えになったからと話す。
最新作「TOKYOタクシー」(山田洋次監督、11月21日公開)には、しがないタクシードライバー役で出演。自分の中の“キラキラ”や“ワクワク”をそぎ落としていくような役作りが必要だったと話し、「物語は“低温”からはじまりますが、倍賞千恵子さん演じるすみれとの時間を通じて、最後には心地よく、芯まで温まる温度になっていくような映画です」と語る。