江口のりこ：「ズートピア２」初声優で新キャラの声を担当　黒でまとめたシックなスタイルで米ワールドプレミアに参加

　俳優の江口のりこさんが、ディズニー・アニメーション「ズートピア２」（ジャレド・ブッシュ監督ほか、12月5日公開）の日本版声優を務めることが明らかになった。

　今作のワールドプレミアが11月14日（現地時間11月13日）に、米ロサンゼルスで開催され、江口さんも現地で参加。新キャラクターのビーバー、ニブルズの日本版声優を務めることを明かした。江口さんは声優初挑戦で、US本社のオーディションを経て役を射止めた。ワールドプレミアで日本版声優を発表するのは今回が初めて。

　江口さんが演じるニブルズはズートピアの“陰謀論”を語る行動力に満ちたビーバーの配信者で、ジュディとニックの捜査に協力するという役どころ。一見、風変りだが、明るくエネルギッシュで頭が良く、機転が利く上に温かみのあるキャラクター。

　2000人のファンが会場に集まったワールドプレミアに日本版声優の一人として、上下を黒でシックにまとめつつ、パンツにはビジューをちりばめた衣装でカーペットを歩いた江口さん。「なんだか人がたくさんいて興奮してます！　お祭りですね！」と興奮ぎみに語った。衣装に関しては「パンツがキラキラでディズニーらしいなと思います」と回答。

　初挑戦した声優については「（初声優が）ディズニーの作品ということで驚いてますし、このような場所に招待いただいて感謝してます」と語った。今作に関して「たくさんの人に見ていただいたらうれしいです。映画も楽しみですが、劇場の雰囲気を楽しみたいです」と語った。

　今作は、2016年に公開された「ズートピア」の続編。警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警察官として以前にも増して熱心に任務に挑むジュディが再びバディーを組み、壮大なスケールの大冒険を繰り広げる。

　新キャラクターとしてヘビのゲイリーが登場。日本版では前作と同じく俳優の上戸彩さんがウサギの警官ジュディ、声優の森川智之さんがキツネのニック役の声を担当する。さらに、山田涼介さんがズートピア創設者一族出身の柔和で社交的なオオヤマネコの御曹司、パウバートを演じることも発表されている。