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森崎ウィン:日本語が分からず、いじめを受けた過去 「けっこうしんどかった」 スポーツや音楽に助けられたことも 「徹子の部屋」で語る

 俳優で歌手の森崎ウィンさんが、11月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。ミャンマー人の両親のもと、ミャンマーに生まれ育ち、9歳で来日した森崎さんが家族のことや来日して経験したいじめなどを語った。

 ミャンマーから来日し、公立小学校に入った。日本語が分からず、母親から「何かあったらとりあえずありがとうって言っておけ」とアドバイスされたが、1年ほどコミュニケーションに苦労し、いじめられた。「今思うとけっこうしんどかったです」と振り返った。

 1年ほどたつと、いじめていた主犯格の男子が助けてくれる側に立つようになった。ミャンマーでサッカーをやっていたのでサッカークラブに入り、スポーツが人間関係をつないでくれたりした。「今思うと人に恵まれた。本当の意味でラッキーだったと思う」。音楽の授業で初めて吹いたリコーダーを、帰宅後も集中して夢中になって吹いたこともあり、「つらい思いを紛らわしてたのかな」と語った。

 来日前、両親はすでに日本で働いていた。母親はナイジェリアの大使館で秘書として就職、父親は飲食の分野でアルバイトから正社員になり、独立してミャンマーの食品などを仕入れる貿易会社などを経営。当時はミャンマーで祖母と暮らしていた上に子供だったため、その様子は分かっていなかったというが、「日本で家族を養うためにすごく頑張ってくれました」と感謝した。

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