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草なぎ剛さん主演の連続ドラマ「終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第8話が12月1日に放送される。
第8話は、こはる(風吹ジュンさん)との最後の別れを終え、樹(草なぎさん)と真琴(中村ゆりさん)は、散骨した下田の海で、何も言わず、ただ寄り添うようにして過ごした時間をそれぞれ思い出していた。ところが、樹が散骨に同行したことはすぐさま利人(要潤さん)の耳に入り、秘書からの報告で、下田の海岸で樹が真琴の肩を抱いている写真を見た利人は……。
一方、「御厨ホームズ」と戦う決意をした磯部(中村雅俊さん)。樹は、御厨の闇を暴こうとする波多野(古川雄大さん)から集団訴訟に必要な証拠の話を聞く中で、亡くなった磯部の息子の恋人の存在を気にかける。
樹は、「御厨ホームズ」の14人目の被害者、小林太陽(末廣拓也さん)の遺品整理に向き合ううち、1枚の売買契約書を発見する。そこには太陽の懺悔(ざんげ)とも後悔ともいえる言葉が遺されており、それを見た樹は、契約書に書かれた住所を頼りに、ある場所へと向かう。
その太陽の自死を受け入れられない弟の陽翔(山時聡真さん)は、相変わらず精気を失ったまま。遺品整理が思うように進まないことから、見かねた海斗(塩野瑛久さん)が「スマホやパソコンがあれば、何かヒントがあったかもしれない」と口にすると、陽翔は自ら死を選んだ兄の気持ちを知りたい一心で、遺品の中に見当たらなかった太陽のスマホとパソコンを探し求める。そして、その行方を突き止めると思わぬ暴挙に出て……。
脚本は高橋美幸さん。幼子を男手一つで育てる遺品整理人の鳥飼樹(草なぎさん)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱える家族に寄り添っていくヒューマンドラマ。