北川景子：「そんなにお金がなかったの？」愛娘の発言に苦笑い　「うれしいやら複雑やら…」

　俳優の北川景子さんが12月10日、ファッション誌「ELLE （エル）」（ハースト婦人画報社）が主催する映画賞「ELLE CINEMA AWARDS 2025」で、日本の映画界で輝く女性俳優に贈られる「エル ベストアクトレス賞」を受賞し、東京都内で行われた授賞式に出席。すらりとしたスタイルが際立つ赤のドレス姿で登場した北川さんは、愛娘とのエピソードを語った。

　北川さんは、主演映画「ナイトフラワー」（公開中、内田英治監督）での演技が評価され、同賞を受賞。ドラッグの密売に手を染めるシングルマザーを「全身全霊で」演じたといい、現在放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でも、一度は物乞いにまで身を落としたヒロインの実母を演じている。

　複雑な事情を抱えた母親役が続く北川さんだが、「ばけばけ」を見た娘から「ママ、そんなにお金がなかったの？」と聞かれたと告白。「本当のことだと勘違いするような芝居ができたんだな、とうれしいやら複雑やら……そんなことがありました（笑）。『もうお洋服買えないの？』って言われたのがすごく心に残っています」と苦笑いしていた。

「ELLE CINEMA AWARDS」は、ファッション誌「ELLE」が、文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2025年に公開された映画の中からベスト作品を決定。今年で11回目の開催となり、「エル メン賞」に吉沢亮さん、「エル・ガール ライジングスター賞」に木戸大聖さんと出口夏希さん、「エル ベストディレクター賞」に塚原あゆ子さん、話題賞に映画「国宝」（公開中、李相日監督）が選ばれた。