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俳優の麻実れいさんが、12月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。結婚後の子育てや仲のいい両親の思い出などを語った。
45歳で結婚した。「遅いですけれど、私は結婚なんてする気もなかった」という。前妻と死別した夫には男の子が2人いた。「急に母になりまして。苦しかったのは息子たちだったと思う」。息子たちは当時小学生だった。前妻が亡くなって結婚まで3年空いたが、「それでも(母親ではない)他の女性が生活に入ってくる」と話した。
少し話し合い、母親をもっとそばに感じていたいということで、「お母様の写真をいっぱい居間に飾った」といい、「私のことはお母さんと呼ばなくていい、ターコさんと呼んでと言って、それから今までずっと、今もターコさん」と明かした。ターコの由来は本名の孝子から。
仕事をしていたので、せめて早起きして弁当作りだけはと思い、取り組んだが、いつも子どもたちに怒られていた。「ご飯を詰めすぎだよターコさん」「髪の毛が入ってたぞ。きのうも本当は入ってたんだぞ」などと言われたが、「きれいに食べてくれるんですよ。可愛いし、うれしかったし、ありがたかったです」と振り返った。
父親は刀剣金具製作に携わる職人だった。両親は「ものすごく仲よかったです。夫婦げんかは聞いたことありません」といい、「夫婦はこういうものなんだと染みています」。
両親は1日中家にいたので、自分たちを送り出してくれていた。ある日、帰った途端に「父が真っ青な顔をして飛び出してきた」という。その日、麻実さんは飯田橋駅で貧血を起こし、ホームと電車の隙間に落ちそうになったため、落ち着いてから帰宅した。何も伝えていなかったのに、何か感じるところがあったのだろうといい、「『どうした?』と聞かれ、『大丈夫だから、貧血起こしただけだから』と言ったら、ほっとしていました」と当時の様子を話し、「繊細な父だったと思います」と語った。