あなたにおすすめ
知英:日本語の芝居には“特訓”が必要 久々出演ドラマでは韓国人役で「少しホッと」
歌舞伎の名門・中村屋一門の奮闘を追うドキュメンタリー「密着!中村屋ファミリー」シリーズの26作目となる最新作「密着!中村屋ファミリー 勘九郎の涙 七之助の結婚 歌舞伎の絆…宿命の大舞台SP」が12月31日正午からフジテレビで放送される。番組では、中村七之助さんが伴侶を得て開かれた豪華で温かい結婚披露宴の一部始終を独占披露、中村屋ファミリーに加わった妻の杏奈さんの姿も映し出す。
勘九郎さんは歌舞伎座「仮名手本忠臣蔵」四段目の塩冶判官に初役として臨む。「歌舞伎役者をやっていて本当によかった」と言うほどの大切な役。そんな大舞台の初日、中村屋に大きな悲しみの知らせが届く。
勘九郎さんの2人の息子、勘太郎さんは14歳、長三郎さんは12歳。身長が170センチを超えて文字通り急成長の勘太郎さんは本格的な女方や激しい立ち回りのある武士の役に挑む。長三郎さんも奮闘、劇作家の野田秀樹さんが脚本・演出する歌舞伎の舞台で自らアピールもして特別な役をつくってもらい、名優たちに交じって熱い稽古(けいこ)に臨む。
注目は、亡き勘三郎さんに「3人目の息子」として認められた「部屋子」の鶴松さん。自主公演を開催するなどして大きな役に挑み続け、幹部昇進がかない「中村舞鶴」という新しい名を初代として襲名する。今回の番組の語りは、歌手で俳優の星野源さん。七之助さんとは友人で、ヒット曲「化物」は勘三郎さんを思って書いたというゆかりがあった。