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黒塚まやのステキ美人道:第3回 理想とする教育に向けて動く小林りんさん すっかりファンに

 フリーアナウンサーの黒塚まやさんが、これまでに出会ったステキな人やモノから美しさへの道を考える「黒塚まやのステキ美人道」。今回はインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の代表理事を務める小林りんさんについて語ります。

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 今回は日本の教育界に新たな風を吹き込み、去年、日経WOMANのウーマン・オブ・ザ・イヤー2015の大賞に選ばれた、小林りんさんについてです。

 昨年8月、軽井沢に日本で初めての全寮制国際高校を開校した小林さん。そのインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢、通称「ISAK(アイザック)」は、将来、社会に変革を起こすリーダーを育てることをミッションに、日本を含む15カ国・地域の生徒が独特のカリキュラムを通して学んでいます。

 文部科学省の認可を受けた日本の高校であり、卒業すれば日本の高校卒業資格が得られたり、世界共通の大学入学・受験資格である国際バカロレア認定校を目指していたりと新たな取り組みをしています。

 また、奨学金を多くの生徒に用意していて、その原資の一つとして軽井沢町のふるさと納税制度を通して応援できる仕組みを作るなど、画期的な試みが数多くあります。

 そんな小林さんにお会いしたのは、私が担当する番組、BS11の「報道ライブ21 INsideOUT」で。本番前、打ち合わせ室でお待ちしているとさっそうと入って来られた小林さん。そこでご丁寧なあいさつの後、出演者、スタッフを含めて10人近い人に対し、ご自身の思いを一人一人の目を見ながらしっかりと話されている様子を見て、やはり新しい事業を起こしリーダーとなる方は、訴える力、人をひきつける力が強いのだと実感しました。

 もちろん本番でも同様で、短すぎず長すぎず的確に要点をまとめて受け答えされている姿は、将来、世界で活躍できるリーダーを目指す学生にとっても身近にいる目標となっているのだろうと。そして女性からの支持も高いのではと感じさせる振る舞いに、私もすっかりファンになっていました。

 ご自身も高校生の時にカナダの全寮制インターナショナルスクールに留学し、大きな影響を受けたという小林さん。

 英語教育だけにとらわれないグローバルな人材育成は、これからの日本にとってより必要となるでしょう。

 小林さんが理想とする教育を形にし動き出したISAKからどんな人材が育まれるのか、またISAKが今後どのように発展していくのか、注目していきたいと思います。

 <プロフィル>

 くろつか・まや。1980年9月14日生まれ。神奈川県出身。法政大学社会学部卒業。これまでテレビ山梨アナウンサー、TBS「ニュースバード」キャスター、TBS「はなまるマーケット」などを担当。現在はJ−WAVEニュースアナウンサーを務めているほか、BS11の報道番組「報道ライブ21 INsideOUT」(月~木曜午後9時~同54分)で元フジテレビアナウンサーの露木茂さんとキャスターとして出演している。山梨県の魅力をPRする「やまなし大使」も務めている。

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