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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンへ引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん(33)=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は、アイルランド・ダブリンでの学生生活についてつづります。
◇大人の生徒も多い落ち着ける学校をセレクト
これまで、お店や観光地の紹介ばかりしていましたが、ちゃんと勉強もしっかりしています。というより、勉強をしている時間の方が長くて、実はかなり質素な生活を送っています。写真が地味ですが、これがリアルで、華やかさはあまりありません。
私が英語を学ぶ場所として選んだ学校は、ダブリンの街の中心にある比較的大きめの語学学校です。生徒はヨーロッパ近隣国からの留学生が多く、私が入学したタイミングでは、イタリア人とフランス人が多い印象を受けました。私がこの学校に決めた理由は、年間を通じて大人の生徒が他校より多いと聞き、落ち着いて学べるのではないかと考えたからです。10、20代と一緒に学ぶのも刺激的ですが、年の近い留学生とも交流したいなあと思ったからです。
◇入学初日はまずテスト すぐ授業スタート
入学初日は、まず先生達から学校の設備やカリキュラムなどの説明を受け、簡単なペーパーテストとスピーキングのレベルチェックを兼ねたインタビューが行われました。その後、クラス分けが発表され、私のクラスは全部で10人。2コマ目の授業から勉強に参加しました。
クラスは、将来的に英語を仕事で使いたいと思って留学を決意したというイタリアから来た25歳の社会人女性、大学で働く職を希望しているため英語が必須だと話してくれたイタリア人の女子大学生、アイルランドで働くのが目的でやってきたフランス人で36歳の男性、学校のカリキュラムの一環でやってきたフランス人の男子大学生2人、韓国のアパレル業界で転職を検討しているという25歳の韓国人女性、キャリアアップのための英語を磨きに来た19歳のスイス人青年、北欧で働くことを夢見る35歳のブラジル人男性、ポーランド出身でシスターの40代女性、そして私です。
◇ディスカッションは得るものが大きいと実感
授業は1コマを1人の先生が受け持つスタイルです。私は午前に90分の授業が2コマあるコースに申し込んでいたので、毎日2人の先生に教わっていました。90分で主にディスカッション、ボキャブラリー、グラマー(文法)の勉強を行います。私は自分の弱点がリスニングとスピーキングだと知っていたので、特にディスカッションには力を入れて取り組むように心がけました。
ディスカッションのテーマはあまり難しいものではなく、好きな映画や本について語るようなものや、異なる文化を比較して意見を述べるといったようなものが中心。言葉の練習だけでなく、自分の性格や趣味嗜好を改めて見つめ直せる時間でもあり、幅広い意味で勉強になると実感しました。
次回も引き続き学校生活についてお届けしたいと思います!
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越しをして、現在は試験勉強に勤(いそ)しんでいる。