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都心にある大きな公園。友達とピクニックに行きました
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都心にある大きな公園。友達とピクニックに行きました

33歳、海外留学します!:第15回 ダブリンの語学学校 最初の友達はイタリア人 

 アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん(33)=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はダブリンでの学生生活についてつづります。

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 ◇文化の違い? 遅刻におとがめなし

 前回に続き、ダブリンでの学校生活です。クラスメートは前回、紹介したように、国籍も年齢もさまざま。私は30代も含めた大人が多いクラスに入りましたが、学校全体では20代が大半を占めるクラスが多いように感じました。私は落ち着いた雰囲気を望んでいたので、すぐに自分のクラスが気に入りました。

 朝9時にスタートする授業は、ほぼ毎回遅れてくる生徒がいるのが普通でした。語学学校だからなのか、日本じゃないからなのかは分かりませんが、基本的に遅刻にはみんなが“寛容”。「ごめん、ごめん」なんて言って気軽に途中から参加してもオーケーというほんわかムードでした。

 日本だったら「遅れたら周りに迷惑をかけそう」と思ってしまいがちですが、ここでは「遅れて損するのは本人」という考え方のようで、遅刻をとがめられるという場面を見たことがありませんでした。先生によっては注意をするケースもあったらしいですが、基本的には日本とは違う捉え方。よく日本人は時間にきっちりした国民性だといわれますが、改めてそれを感じた出来事の一つでした。

 ◇最初の友達はイタリア人 おしゃべりもスピーキングレッスンに

 私がクラスで最初に友達になったのは、イタリアから長期留学中の25歳の社会人の女性。数回しゃべったあとからすぐに打ち解け合うことができました。

 私は友達になるのに年の差は関係ないと考えていて、もちろん彼女の性格がオープンだったことも大きいのですが、すぐに休日を一緒に過ごす友達が見つかったのはラッキーだったと思います。英語には敬語がないので、その点も壁がなくていいなあと思いました。

 留学中は、空いた時間をいかに過ごすかで語学力の上達スピードに大きな差が出ます。私はとにかくおしゃべりをする時間を増やしてスピーキング力を伸ばそうと考えていたので、放課後や土日には、彼女やその他の友達と過ごすように心がけていました。

 ただ問題なのは、全員が未熟な英語を使うという点。まるで幼稚園児同士が会話しているかのような、めちゃくちゃな英語が飛び交うこともあり、全員で我に返って大笑いすることもたびたびありました。

 次回も引き続きダブリンでの学校生活をお届けできればと思います。

 <プロフィル>

 ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越しをして、現在は試験勉強に勤(いそ)しんでいる。

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