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佐々木蔵之介:プロポーズはストレート派 「演出できない」

 俳優の佐々木蔵之介さんと女優の永作博美さんが5日、東京都内の結婚式場で行われたダブル主演映画「夫婦フーフー日記」(前田弘二監督、30日公開)の公開記念イベントに登場。佐々木さんは、理想とするプロポーズの仕方を聞かれ「ストレートがカッコいいと言うか、気持ちがストレートになる。そういう時は自分は演出できない」と語った。

 映画は、川崎フーフさんの闘病ブログを基に書籍化した「がんフーフー日記」(小学館)が原作。出会って17年目にしてようやく結婚し、直後に妊娠が発覚、幸せの絶頂にいた「ダンナ」のコウタ(佐々木さん)と「ヨメ」のユーコ(永作さん)だったが、ヨメの直腸に悪性の腫瘍が見つかる。ダンナは夫婦の一大事を、ブログで報告するようになる。待望の息子・ペ~が誕生したものの、ヨメは他界。そんな折、ダンナのブログが書籍化されることになり、原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナの前に死んだはずのヨメが現れる……というストーリー。

 イベントには「フーフー」の22にちなんで、22組の夫婦&カップルも来場。佐々木さんと永作さんは入場時、夫婦やカップルからフラワーシャワーを浴び、佐々木さんは「フラワーシャワーは初めてで、自分でもやろうかなと思った」とご満悦。永作さんとの夫婦役に関しては「打ち合わせをするでもなく、ヨーイドン!でやることができた」といい、プロポーズシーンについては「結果は分かっているのに、今、見ても緊張します。どのタイミングで『結婚しよう』って言うか、ぶっつけ本番で、OKが出た時は幸せでした」と振り返った。

 イベントには、原作者の清水浩司さんも登場。清水さんからサプライズで感謝の手紙が読み上げられると、佐々木さんは「(映画に出演できて)誇りに思うし、光栄です。僕たちこそ報われました」と感無量の様子で「生きてるってなんてすてきなんだっていう映画。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と映画をアピールしていた。

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