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4月下旬のバッキンガム宮殿は花でいっぱい
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4月下旬のバッキンガム宮殿は花でいっぱい

33歳、海外留学します!:第21回 英王子夫妻の第2子誕生でロンドンはお祝いムード

 アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん(33)=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は英王子夫妻の第2子誕生を祝うロンドンの様子をつづります。

 ◇キャサリン妃第2子出産にイギリスは大盛り上がり

 今回は予定を変更して、ロイヤルベビー誕生にわくロンドンの話題です。

 英国時間5月2日午前8時34分、キャサリン妃が女の子を出産しました。このおめでたいニュースは、国内のみならず世界中で大きく取り上げられていたと思います。私は4月末ごろからの報道の盛り上がりと、日本にいる母親から頼んでもいないのに頻繁に送られて来るLINEメッセージのおかげで、次第に意識するようになっていました。

 ◇ブリティッシュ・エアウェイズのユニークな祝福ツイッター

 イギリスのウェブのニュースサイトでは随時リアルタイム情報がアップされており、いかに国民にとって重大なことなのかを実感しました。

 私が個人的に面白いと思ったのは、企業などの反応です。例えば航空会社のブリティッシュ・エアウェイズは、ツイッターに「She’s here! Congratulations to THE Duke and Duchess of Cambridge on their healthy baby girl.」という投稿をして、飛行機の到着情報に似せた祝福画像をアップ。「ARRIVALS - IT’S A GIRL / DESTINATION - LONDON」というユニークなコメントに心がポッと温かくなりました。

 ◇観光スポットはピンク色に 英海軍は人文字でお祝い

 人気観光名所も、それぞれ独自のお祝いパフォーマンスで話題に。テムズ川のそばの観覧車・ロンドンアイや、タワーヒル、トラファルガー広場はピンク色のライトアップでプリンセスの誕生をお祝いしていました。

 さらに、英海軍はなんと「SISTER」という人文字パフォーマンス。こちらもツイッターに画像をアップして、国民を驚かせていました。まだ残っていると思うので、気になる方はぜひのぞいてみてください。

 ◇日本の母も大盛り上がり

 私の母も、キャサリン妃が入院した直後の「ニュースでキャサリン妃が入院したと報道してるよ。どっちが産まれるか、ロンドンはにぎやかでしょ?」というメッセージで始まり、女の子が生まれた、名前がシャーロットに決まった……など、毎日のように送られて来ました。私はテレビを持っていないので、母からのLINEで最新情報を知るケースも多々。私の方が近くにいるのに……。

 今後しばらくお祝いムードが続くと思うので、ユニークなニュースを発見したらこちらでまた取り上げたいと思います。

 <プロフィル>

 ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越しをして、現在は試験勉強に勤(いそ)しんでいる。

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