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女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルで女優の大野いとさんが2日、東京都内で行われた松山ケンイチさん主演の映画「天の茶助」(SABU監督、27日公開)の完成披露舞台あいさつに、主要キャストとともに登場。大野さんは映画が撮影された沖縄での思い出を聞かれ「パッと思いつくのは沖縄ぜんざい。(氷の)下に煮豆があって、それが本当においしくて、撮影の合間にいつも食べていました。今もすごく食べたいです」と好物に思いをはせていた。
「天の茶助」は、沖縄を舞台にした笑いあり涙ありの人間ドラマ。天界で下界の人間たちの人生のシナリオを書いている“脚本家”に茶を配る「茶番頭」の早乙女茶助(松山さん)が、口のきけない可憐(かれん)で清純な人間の女性・新城ユリ(大野さん)に恋心を抱き、死ぬ運命にあるユリの命を救うため、下界へと降りる……というストーリー。
大野さんは、今回の役どころについて「言葉が話せない役。脚本を読んだ時に自分の意思がはっきりしている女の子だと思って、そこは私と違って強い女の子なんだなって思いました」と話し、「松山さん演じる茶助さんとお芝居をしていくたびに、どんどんユリのことがいとおしく思えて、最後にはユリが大好きになることができました」と充実の表情を見せた。舞台あいさつには松山さんや伊勢谷友介さん、大杉漣さん、玉城ティナさんも登場した。