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フリーアナウンサーの黒塚まやさんが、これまでに出会ったステキな人やモノから美しさへの道を考える「黒塚まやのステキ美人道」。今回は「日本ワイン」について語ります。
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「日本が誇れるもの」というのは、特産品や食文化であったり、また「おもてなしの心」であったりとさまざまあると思います。ここ数年、訪日外国人の増加もあって改めて日本のいいところを認識する機会もあるのではないでしょうか。
先日、「日本ワインコンクール」の表彰式・公開テイスティングに行ったときのこと。
「あれっ? いつから日本ワインになったのだろう」とふと疑問が……。実はこのコンクールは今年で13回目で新人アナウンサーの頃から何度となく取材に行っていたのです。これまでは「国産ワインコンクール」だったのですが、今年から「日本ワインコンクール」に変わったということでした。
そもそも、日本ワインと国産ワインの違いについて、皆さんご存じですか?
どちらも同じような印象を受けるかもしれませんが、日本ワインは日本のぶどうで造られたワイン、国産ワインは海外産ぶどうも含めて日本で造られたワインとされています。このことからも日本独自のワインを造り、広めていこうという思いが感じられますね。
さて、今年のコンクールは全国99のワイナリーから750以上のワインが出品され、それぞれの部門で金銀銅賞が決まりました。受賞したワインを味わえる公開テイスティングも開催されたわけですが、そのチケットは即日完売。毎年足を運んでいる人に話を聞いてみると「コンクール開催当初よりテイスティング料金が上がっているけれども、やはり受賞ワインを一度に味わう機会はないからチケット発売日は必ずチェックする」と熱く語ってくださいました。
そう、年々、日本ワインへの関心が高まっていてファンも多いのです。ワイナリーの造り手の皆さんの技術が高まってきて、おいしいワインがたくさん造られていることももちろんですが、愛好家が増えていることも日本ワインを後押しする大切な要因ですよね。また、すでに海外のコンクールで日本のワイナリーが造ったワインが賞を獲得していて、ますます、今後が楽しみです。
皆さんは、「日本が誇れるもの」と聞いて何を思い浮かべますか。
<プロフィル>
くろつか・まや。1980年9月14日生まれ。神奈川県出身。法政大学社会学部卒業。これまでテレビ山梨アナウンサー、「TBSニュースバード」キャスター、TBS「はなまるマーケット」などを担当。現在はJ-WAVEニュースアナウンサーを務めているほか、BS11の報道番組「報道ライブ21 INsideOUT」(月~木曜午後9時~同54分)で元フジテレビアナウンサーの露木茂さんとキャスターとして出演している。山梨県の魅力をPRする「やまなし大使」も務めている。