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国内外のアーティストが省エネ技術を活用して、横浜の街をライトアップするアートイベント「スマートイルミネーション横浜 2015」が、30日から開催される。5回目となる今年は、同市の都心臨海部を中心に実施し、歴史的な建造物の横浜税関や、2009年にオープンした海に面した公園「象の鼻パーク」などで、さまざまな光のアートプログラムを展開する。11月3日まで。
「スマートイルミネーション横浜」は、11年の東日本大震災を契機に、LED照明や太陽光発電など省エネルギー技術を使って、新たな夜景の創造を試みるアートイベントとしてスタートした。
今回は、横浜税関(通称クイーン)を擬人化し、塔の部分にクイーンの顔を投影して横浜の歴史を来場者に語りかけるアート「たてもののおしばい『塔(クイーン)は歌う』」や、250人の子供たちが果樹園で使われる紙の果実袋に“笑顔”を描き、その中に小型LED電球を入れて樹木などに飾る参加型プログラム「ひかりの実」などユニークなアートが登場する。
また、アーティスト以外にも、企業や団体、学校などが独自に企画する関連プログラムも実施される。