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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は前回に続き、ダブリンでの引っ越しについてつづります。
◇隣人トラブルで引っ越しも理不尽なルールに困惑
口コミで新居に引っ越したものの、“隣人トラブル”に悩んだ末、退去を決めた私は、急ピッチで次の部屋探しへ。偶然ショッピングエリアと学校の中間地点にちょうどいい物件を見つけたので、すぐさま契約をして引っ越しをしました。
無事に新生活をスタートさせたものの、ここでもさまざまな問題とぶつかることになりました。それは、理不尽なルールの存在です。
なかでも私が一番納得できなかったのが、8人のハウスメートのうち「私だけがゴミ捨てをしなくてはいけない。しかも週2回夜10時から朝7時の間限定で」というルール。それ以外にも「騒音がひどい」「シャワーを男性を含む4人で共用」「トイレの流れが悪い」「洗濯機や寝具が異様に汚い」など気になることが多かったので、ここも長くいるのは無理だと判断せざるを得ませんでした。
あせって入居したため、事前に細かい情報を聞いておかなかった私の注意不足がいけないのですが、この件は私のダブリン生活でもっとも嫌な思い出になりました。管理人が説明をあまりしたがらなかったので遠慮してしまったのですが、しつこいくらいいろいろとチェックしておくべきだったと反省しました。
もちろん家賃が安ければ文句はいいません。しかしここは前回の部屋より割高だったので、トータルバランス的に受け入れがたいと感じ、再び引っ越しを決意することにしました。
◇留学生の引っ越しはシンプル 徒歩で引っ越すつわものも
結局、次の家も急いで探して駆け込むように引っ越し。さすがに入居前のチェックは怠りませんでした。過去の経験に比べると環境はよくなり、ようやく安心して眠れる夜を手にいれることができました。
短期間で引っ越しを繰り返した私の引っ越し方法はいたってシンプル。毎回、荷物をトランクとショルダーバッグ、巨大バックパック、ウエストバッグに詰めて、タクシーに乗るだけでした。東京にいた頃の作業に比べると荷物が少ないのです。
語学学校の友達もたいてい似たような方法でした。あるコリアンの女の子は「歩いて30分の場所だから」という理由でトランクをコロコロ転がして徒歩で引っ越しをしていました。留学生はみんな荷物を極力減らして来ています。段ボールに梱包(こんぽう)して業者に依頼するという日本での引っ越しのようなスタイルは、聞いたことがありませんでした。
次回は、ダブリンからロンドンへの引っ越しについてつづります。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。