検索

あなたにおすすめ

33歳、海外留学します!:第34回 ドイツ・ベルリンのクリスマス 駅前に大きなアトラクションも

 アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は旅行で訪れたドイツ・ベルリンのクリスマスについてつづります。

 ◇一年中クリスマス! クリスマスストアに驚き

 ロンドンに住んでいると、ヨーロッパ各国への旅行が手軽にできるのも大きな魅力。タイミングよくLCCの格安航空券を入手することができたので、知人に会うためにドイツ・ベルリンへ飛びました。11月下旬、街はすっかりクリスマスの準備でにぎわいはじめていました。

 東京の銀座・有楽町エリアをほうふつさせるのが、西の街シャルロッテンブルク。ハイプライスなブランドのショップが多く、大通り沿いにはヨーロッパのファッションブランドのショップが立ち並びます。

 ここで偶然発見したクリスマスストアは、一年中クリスマスグッズを扱う専門店のようで、店頭にはくるみ割り人形のディスプレーが目立ちます。ついつい店内へ吸い込まれてしまい、中に入ってまず驚いたのは「クリスマスデコレーションって、こんなにたくさん種類があるの……!?」ということ。

 ツリーだけでも緑や赤はもちろん、白、ゴールド、シルバーなど実にバラエティー豊か。オーナメントは、ざっと100種類以上はあるのではないでしょうか。定番のボールやスター、靴下をはじめ、動物やスイーツをかたどったものなど、個性的なデザインのオーナメントが大小ぎっしり並べられていて、その美しさに感動してしまうほどです。

 私が個人的に興味をもったのは小鳥のオーナメント。子供の頃、セキセイインコを飼っていたことがあるため“小鳥ビイキ”なのです。いつかツリーを飾れる広い部屋に住んだら、絶対ここで買おうと決めました。

 ◇駅前に大きなクリスマスのアトラクションやショップがずらり

 またベルリンにはショッピングモールが集中するターミナル駅がいくつかあります。私が特に気に入ったのは、ベルリン国際映画祭で知られ、観光客に人気のポツダマー・プラッツ駅から東に15分ほど電車で移動したところに位置するアレキサンダー・プラッツ駅周辺のクリスマスマーケット。

 駅前に大きなクリスマスのアトラクションや、オーナメントなどを販売するショップが設けられ、ドイツには、ロンドンのクリスマスとは違った独特な雰囲気があると一目で分かる場所です。ひときわ印象的だったのは、チョコレートにメッセージをデコレーションしているお店。言葉がカラフルな文字で描いてあり、贈り物にしたくなるものばかり。

 飲食店もずらりと軒を連ねていて、手軽に食べられるソーセージやホットドックなどを売っているお店も豊富。クリスマス気分を楽しみながら、ビールを片手に、おなかも満たすことができます。

 <プロフィル>

 ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。

コラム 最新記事

Pick Up

アクセス上位記事