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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はロンドンの語学学校で選択した英語検定「IELTS(アイエルツ)」対策のコースについてつづります。
◇受検対策コースと英会話コース 自分に合った選択を
IELTS対策のコースの人数は、日常生活で役に立つフレーズなどを中心に学ぶ「通常英会話」のコースに比べると、少ない方でした。理由はやはり英会話の方が需要が高いからでしょう。英会話のコースは、生徒の年代や国籍も幅広く、クラスの人数も常に多い印象。たくさんの人と知り合いたいという人には、英会話コースが合っているのではないでしょうか。
もちろんIELTS対策のコースでも新しい友達はたくさんできます。ただ、受検という明確な目的を持つ生徒ばかりなので、他のコースよりも少し勉強ムードが濃いかもしれません。私は試験対策を集中的にやりたいと考えていたので、こちらの空気の方が合っていました。年代は20代が大半で、30代が少しという構成。大学に入るためにIELTSの高スコアが必要な人や、転職のために受検する人がほとんどでした。
◇受検対策テキストで学ぶ 先生も重要
私が受けていたのは、受検対策テキストを用いた授業。1コマ目はリスニング、2コマ目はリーディング……と先生によって授業内容がハッキリと区切られていました。アイルランドで通常英会話のコースを受講していた時は、1コマずつ授業内容が明確に分けられてはいなかったため、大きな違いを感じました。
先生は、IELTS対策を教え続けて数十年というベテランの女性講師です。昔と現在で、高スコアを取れるライティングの傾向が変わったことや、スピーキングのコツなどを具体的にアドバイスしてくれました。語学学校でどんな先生に当たるかというのは、非常に大きなポイントです。私はその点で満足度が高かったので、ラッキーだったと思います。
通っていた学校は、都心からやや離れた閑静な住宅地。徒歩20分ほどの距離にはショッピングセンターや飲食店が集まる場所もあり、生活にも便利な場所でした。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。